南太平洋に実在した「失われた大陸」ジーランディア

南太平洋に実在した「失われた大陸」ジーランディア

「失われた大陸」と言われるものの中に、ジーランディア(Zealandia)がある。

ムー大陸やレムリア大陸のように想像による「失われた大陸」ではなく、地質学的に実在したと考えられている大陸である。

南太平洋に存在する島国、ニュージランド。しかし、この島国の周辺にはかつて巨大な大陸が存在したといわれているのだ。

今から約1億3000万年前〜8500万年前、南極大陸から分かれた巨大な大陸があった。その後、約8500万年前〜6000万年前に分かれ、一方は現在のオーストラリア大陸となった。



しかしジーランディアは約2300万年前にほぼ9割が海面下に沈んでしまったとされている。

もし大陸として存在していたとしたら、面積はグリーンランドよりも大きい約350万平方kmで、オーストラリア大陸の4割程度の面積となる。海底の地形から南北に細長い形状をしていたと考えられているが、ジーランディアの下の地殻は大半が厚さ約20km程度しかないため、現在の海水面より高い位置に浮かぶ事ができないという。

そんなジーランディア大陸について、最新の衛星画像技術を用いて正確な地形が判る画像が作成、発表された。

ニュージーランドを拠点とする研究グループであるGNS Scienceは、ニュージランドと周囲の南西太平洋地域の海底地形図を作成。ニュージーランドとその周辺に存在する火山やプレート境界、堆積盆地をマッピングすることで、ジーランディア大陸が水上に存在していた時の様子をわかりやすく図示し、より理解を深めるための資料となると語っている。

現在、仮説どまりになっている幻の大陸、ジーランディア大陸が姿を現す日も近いのかもしれない。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©GNS Science

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