死海文書に「見えない文字」が書かれていた

死海文書に「見えない文字」が書かれていた

画像©Wikipedia/Photographs by Ardon Bar Hama, author of original document is unknown. – Website of The Israel Museum, Jerusalem, see link.

世界で最古の聖書写本と言われている死海文書。

1946年から1956年にかけてユダヤ砂漠東部に存在する11の洞窟の中から発見されたもので、実に100,000を超える巻物とその断片がマンチェスター大学のジョン・ライランズ図書館を含む世界中の博物館などの施設で見ることができる。



しかし新しい研究により、今まで単なる余白だと考えられていた巻物の断片に、実際には何らかの文章が書かれていたことが判明したのだ。

キングスカレッジ・ロンドンのジョアン・テイラー教授は、「断片の1つを拡大鏡で見たところ、色あせたヘブライ語の文字の『L』と読める文字が見えました。これまでは余白としか考えられておらず、分析のために切り取られてさえいた場所に文字らしきものが見えたので、私は錯覚だったのではないかとさえ思いました。しかし、かすれてしまってはいるものの、実際に文字が書かれていたことが判明しました」と語った。



断片の詳細な調査により、ヘブライ語とアラム語で書かれたテキストの存在が確認。15〜16文字の4行のテキストが残っていた箇所や罫線の痕跡が見られた羊皮紙もあったという。

「今回発見された断片は欠けたジグソーパズルのピースのようなもので、一部でしかありません。しかし古い文字を明らかにするための新しい手法が利用可能になったこともあり、改めて確認された文字から何が書かれているのか知る必要があると感じました」とさらにテイラー氏は言及している。

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(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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