神社のプロが語る!霊感風水師あーりん「神社の歴史と参拝のマナー」【後編】

神社のプロが語る!霊感風水師あーりん「神社の歴史と参拝のマナー」【後編】

(前編より続く)

我々一般人が神社に参拝する折の一般的なマナーとしては、服装の色やデザインに特に厳しい決まりはないもののタンクトップで肩出しや短パンなど露出の多い服は避け、神前では帽子をとるのが良いだろう。

昇殿して祈祷して頂く時や祭祀に参加するときなどあらたまった席に参加する時は、略礼服を着用するのが望ましい。鳥居の中は神域なので、一礼をして鳥居をくぐったら参道の中央は神の通る道として空けておき、一般参拝者は右側通行か左側通行のいずれかで歩くことになる。

右側通行か左側通行かは神社の入り口で指定されていればそれに従い、入り口で指定が無い場合は手水舎や祓戸社を設置してある側を歩き、帰りはその反対側を歩けばよい。



祓戸社は全国の多くの神社でも入り口付近に祀られている事が多いお社で、穢れ祓いを司る背織津比売神(セオリツヒメ)、速開都比売神(ハヤアキツヒメ)、気吹戸主神(イブキドヌシ)、速佐須良比売神(ハヤサスラヒメ)の四柱の神々が祭られている。

神社に参拝する際、参道沿いにこじんまりとしたお社があれば祓戸社である可能性があるのでまずこちらに参拝して心身の穢れを祓っていただいてから奥に進もう。


画像©たけいし photo AC

また参道には手と口内を清める為の手水舎が設置されている。神社に参拝の前には必ずこの手水舎にて手と口内を清めるのがマナー。

まず右手で柄杓を取って水を汲む。水はこの一杯だけで作法を行うので、八分目くらいまで水を満たしておく方がよい。
右手に持った柄杓でまずは左手に水を掛けて清める。次に左手に柄杓を持ち替えて右手を清める。そしてまた右手に持ち替えて左手に水を受け、口をすすぐ。この時、柄杓に口をつけてはいけない。

口をつけた左手に再び水を掛けて清め、最後に柄杓を立てて持っている手元に水を流して柄を清めてから柄杓を置き、手を拭く。

心身と手と口を清めたら、いよいよ拝殿へ。



まず拝殿前の賽銭箱にお賽銭を入れるが、これはお供物に当たるもので、昔は米や海の幸、山の幸などが供えられることが多かったことからお賽銭の金額やコインの色に特に決まりがある訳ではない。

またお供物であることから、お賽銭は投げ込むのではなく、そっと入れること。

次に拝殿の上に吊るされている本坪鈴を鳴らす。これは巫女が舞う時の神楽鈴の如く、鈴の清らかな音で心身を祓い清めていると言う意味とともに、鈴を鳴らして神様に自分の訪問を知らせているという説もある。

伊勢神宮や出雲大社、大神神社などのように社格が高く、古くからの様式を伝えている神社の大いなる神々はわざわざ鈴を鳴らして訪問を知らせなくても何でもお見通しなので本坪鈴が設置されていないとも言われている。

そして二礼二拍手一礼(ニ拝ニ拍手一拝)の拝礼。

腰を90度に折る二度のお辞儀をし、拍手を二度打って一礼をする。この拝礼方法は戦後より多くの神社で行われている様式だが、出雲大社や宇佐神宮、熊野本宮大社や彌彦神社のように二礼四拍手一礼の神社もあるので、各社の様式に従えばよいだろう。

この時、神前では自分の住所氏名を神に申し上げて挨拶をし、お願い事をする…と言うよりも願望を叶えるべく自己努力をするのでバックアップをして欲しいと言うに留め、今日ここに来ることが出来たことや日々の感謝を手短に伝えるのが良いだろう。

参拝が終わったら一礼し、拝殿前からそっと退く。御守りやお札の購入や、絵馬の願掛けを行うのもこれら参拝が終わった後で行う。

そしてまた参道の端を歩き、鳥居を出る時に一礼をしてから神社を後にする。

神社への参拝を身近な日常とすれば、神との繋がりも深くなり、豊かで清浄な暮らしが営めることだろう。

(テキスト&トップ画像©あーりん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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